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 米Googleは米国時間2010年5月19日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者会議「Google I/O 2010」において、コミュニケーション手段を集約するサービスである「Google Wave」の一般向け試験提供を開始したと発表した。

 Google Waveは、一つのWebページにリッチテキストや写真、ビデオ、地図、ガジェット、外部フィードといったコンテンツを集約し、単一コミュニケーションツールとして利用するためのサービス。各コンテンツの集合体を「wave(波)」と呼び、ほかのユーザーをこの「波」に加えることでコミュニケーション相手として指定する。これまで招待制でプレビュー提供していたが、5月19日に新サービス実験サイト「Google Labs」で一般公開を始めた(関連記事:Google,約10万人に「Google Wave」をプレビュー公開Google,コミュニケーション手段の集約サービス「Google Wave」を発表)。

 Googleは、Google Waveを企業向けオンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」でも提供し始めた。Google Apps利用組織の管理者が有効化すると使えるようになる。対応エディションは「Standard」「Premier」「Education」の米語版。ただし試験提供のサービスであるため、サポート対象にはならない。

 またGoogleは、新たなWebメディア用フォーマットとして「WebM」を発表した。既に公開しているビデオコーデック「VP8」を包含する。VP8とともにオープンソースプロジェクトとしてロイヤルティフリーで公開する。米Mozilla FoundationやノルウェーOpera Software、米Adobe Systemsなどが関心を示している(関連記事:Google,ビデオ圧縮技術のOn2を約1億ドルで買収へ)。

[発表資料(概要)]
[Google公式ブログへの投稿記事(概要)]
[Google公式ブログへの投稿記事(Google Wave公開)]
[Google公式ブログへの投稿記事(WebM)]