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 The Linux Foundation SI Forumは2010年5月27日、「2009年度オープンソースソフトウエア活用動向調査」を公開した。RubyやSeasar2、OpenPNEなどの日本発オープンソースソフトウエアが「使用実績多数」となった。

 The Linux FoundationはLinus Torvalds氏がフェローとして所属する、Linux普及推進を目的とする非営利組織。SI Forumは、日本の大手システムインテグレータが参加するワークグループ。

 オープンソースソフトウエア活用動向調査は、SI Forumメンバー企業におけるオープンソースソフトウエア利用実績を集計したもの。2007年度に第1回調査を行い、2009年度が第3回となる。

 2009年度は、398種のオープンソースソフトウエアについて利用状況を調査した。メンバー企業の半数以上が利用しているソフトウエアを「使用実績多数」、2社以上が利用しているソフトウエアを「使用実績あり」、検証している企業があるソフトウエアを「検証中」、検証を予定している企業があるソフトウエアを「検証予定」に分類している。「安心して活用できるオープンソースソフトウエアの情報を提供する」(The Linux Foundation SI Forum)。

 2008年度の「使用実績あり」から2009年度に「使用実績多数」に昇格したソフトウエアには、Ruby、Seasar2、OpenPNEのほかiptables、Bugzilla、Nagios、RealVNC、swatch、CheckStyle、Eclipse WTP、FindBugs、GanttProject、Junit、NetBeans、Spring、djUnit、MySQL Administrator、MySQL Query Browser、Apache Axis2、JBoss Application Server、ProFTPD、Courier-IMAP、GIMPがある。これにより「使用実績多数」のソフトウエアは全部で66種となった。

 調査結果は、The Linux Foundationのサイト上で「OSS DB」としてデータベースの形で公開しており、約400種類のソフトウエアを名称で検索できる。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) のOSS iPediaにあるそのソフトウエアの採用事例を表示する。

 The Linux Foundation Japan SI Forumには現在NECソフト、NTTコムウェア、シーイーシー、日立システムアンドサービス、日立製作所、東芝ソリューション、日本IBM、富士通、レッドハットが参加しており、利用実績調査はこれらの企業内および顧客向けのシステム構築やコンサルティング、サポート・サービスでの利用を対象に行った。

◎関連リンク
2009年度 OSS ミドルウェア/ツール調査(The Linux Foundation )
OSSツール 情報検索(The Linux Foundation )