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写真1●Let'snoteの新製品「CF-C1」<br>パネルが360度回転し(上)、タブレットPCとして使える(下)。
写真1●Let'snoteの新製品「CF-C1」<br>パネルが360度回転し(上)、タブレットPCとして使える(下)。
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写真2●CF-C1にハンドストラップをつけた例
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 パナソニックは2010年6月2日、タブレットPC「CF-C1」を6月25日から出荷開始すると発表した。CF-C1はLet'snoteシリーズの五つめのブランドで、液晶パネルが180度回転するコンバーチブル型となっている(写真1)。価格はオープンだが、実売で20万円前後の見込み。法人ユーザーを中心に3年間で20万台の出荷を目指す。

 CF-C1の利用シーンとして、「医師や医薬情報担当者(MR)、保険外交員や小売業の販売担当者が立って使えること」(AVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツビジネスユニットの奥田茂雄ビジネスユニット長)を明確にイメージしている。このために、立ったまま対面相手にプレゼンテーションするための機能や工夫も盛り込んだ。例えば、自動的に上下を認識して画面を回転させたり、ソフトキーボードを呼び出したりするボタンを、液晶パネルのベゼルに配置した。片手で底面を支えられるストラップも別途用意する(写真2)。

 CF-C1の開発に当たっては「国内外のタブレットPCユーザーに使い勝手の悪さをヒアリングして、それを解決することを目的にした」(同ビジネスユニットの谷口尚史 テクノロジーセンター ハード設計第一チーム チームリーダー)。具体的には、重みと駆動時間の短さ、液晶パネルと本体をつなぐヒンジの弱さという三つの問題点を解決したという。

 CF-C1は12.1インチのタッチ式液晶パネルを備えながら重さは約1.46kgに抑えた。同社によれば同クラスのコンバーチブルPCにおいて世界最軽量という。

 バッテリーの駆動時間は約6.5時間。CF-C1はバッテリーを2台搭載でき、ホットスワップで交換可能。2台のバッテリーを搭載した場合、重量は約1.67kgに増えるが駆動時間は約13時間と2倍に伸びる。

 ヒンジの強度を上げるため、パネルを開け閉めするヒンジと360度回転させるヒンジを分ける構造を採用した。開閉と回転を一つのヒンジにする他社製品と比べて、1.6倍以上の耐久性があるという。

 CF-C1はCPUとしてインテルのCore i5-520M vPro(2.40GHz)を搭載。搭載するメモリーは標準2Gバイト(最大6Gバイト)、ハードディスクは250Gバイトである。搭載OSはWindows 7 Professional。

 CF-C1は、すでに3月に米国で先行販売している。その理由として「米国は日本よりもタブレットPCを受け入れているから」(奥田氏)とする。「iPhoneやiPadで日本人もタッチパネルに抵抗が少なくなった。従来のLet'snoteと比べれば販売目標は高いとは言えないが、確実に浸透していくと思う」と奥田氏はタブレットPCに対する潮目の変化を話す。