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 米AT&Tは現地時間2010年6月2日、無線データ通信サービスの新たな料金体系を発表した。これまでより価格を下げ、データ通信量に制限を設けた。新体系には「DataPlus」と「DataPro」がある。DataPlusプランは月額15ドルでデータ通信量は200Mバイトまで、DataProプランは月額25ドルで2Gバイトまでだ。

 いずれのプランも同社が米国内で展開する2万カ所のWi-Fi無線接続ポイントでの無制限アクセスが付属する。データ通信量が上限に達する際には、ユーザーに無料の通知メッセージを送信する。1カ月当たりの利用状況を確認できるオンラインツールなども提供する。

 同社の説明によれば、DataPlusプランは、添付ファイルなしの電子メール1000件と添付ファイル有りの電子メール150件を送受信し、400ページのWeb閲覧と、SNSサイトへの50点の写真投稿、20分の動画視聴が行える。一方のDataProプランでは、添付ファイルなしの電子メール1万件と添付ファイル有りの電子メール1500件の送受信と、4000ページのWeb閲覧、500点の画像投稿、200分の動画視聴が可能としている。

 現在AT&Tの無線サービスを利用しているスマートフォンユーザーの95%が1カ月当たりのデータ利用が2Gバイト未満で、65%は200Mバイトに満たないという。データ量が上限を超えた場合、DataPlusプランは追加15ドルでさらに200Mバイト、DataProプランでは追加10ドルでさらに1Gバイト拡張できる。

 DataProプランのオプションとして月額20ドルのテザリング用サービスを用意する。ユーザーは、ノートパソコンやネットブックなどからオンラインアクセスするための接続モデムとしてスマートフォンを利用できる。米Appleの「iPhone」に対応したテザリングサービスは、今夏に新版OS「iPhone OS 4」がリリースされた際に利用できるようにする。

 新プランは6月7日より導入する。既存ユーザーは、現行の契約期間を延長することなく新プランに切り替える、あるいは従来プランを使い続けることができる。

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