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「Windows Live Essentials」に含まれる無料ソフト。国内では「Windows Live おすすめパック」という名称で提供されている (画像はマイクロソフトの公式ブログより。以下同)
「Windows Live Essentials」に含まれる無料ソフト。国内では「Windows Live おすすめパック」という名称で提供されている (画像はマイクロソフトの公式ブログより。以下同)
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Windows Live フォトギャラリーは、「顔認識」機能により類似した顔をピックアップし、同じ人物が写った写真に一括してタグ付けできるようになる
Windows Live フォトギャラリーは、「顔認識」機能により類似した顔をピックアップし、同じ人物が写った写真に一括してタグ付けできるようになる
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集合写真などを撮影するとき、何枚か同じアングルで撮影しておけば、それらを合成してベストショットが作れる。目をつぶってしまった人物だけ、その人が目を開けていた写真と差し替えて違和感なくつなげられる
集合写真などを撮影するとき、何枚か同じアングルで撮影しておけば、それらを合成してベストショットが作れる。目をつぶってしまった人物だけ、その人が目を開けていた写真と差し替えて違和感なくつなげられる
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 米マイクロソフトは2010年6月2日(米国時間)、「Windows Live」サービスを通じて無償提供されているアプリケーション群「Windows Live Essentials」の次期バージョンに搭載する新機能を明らかにした。Windows Liveは2010年中に「Wave4」(第4の波)と呼ばれる大幅な機能強化を予定しており、Windows Live Essentialsの次期バージョンもこのアップデートに含まれる。

 Windows Live Essentialsは、国内では「Windows Live おすすめパック」という名称で提供されていて、写真の管理・編集ソフトの「Windows Live フォトギャラリー」、動画編集ソフトの「Windows Live ムービーメーカー」、カレンダー機能も備えるメールソフトの「Windows Live メール」、データ同期ツールの「Windows Live Sync」などが含まれる。

 多くのユーザーに歓迎されそうなのが、Windows Live フォトギャラリーの新機能だ。現行バージョンにある「顔認識」の機能を大幅に強化する。現行でも、写真に収められた人の顔を認識し、そこにタグを付けて管理することができるが、認識は写真ごとに1つずつ行う必要があり、タグの設定も個別に作業しなければならない。これが次期バージョンでは、多数の写真の中から類似した顔をピックアップし、一括してタグ付けできるようになる。もちろん、誤って別人をピックアップしてしまうこともあるが、その場合は手動で除外すればよい。こうした除外作業を繰り返すうちに、認識エンジンが学習し、精度が向上するという。

 また、集合写真の撮影時に便利なのが「合成写真」機能だ。あらかじめ同じ写真を何枚か撮影しておくことで、それらを合成して「いいとこ取り」できる。集合写真の場合、何枚撮影しても誰かが目をつぶってしまい、なかなかベストショットになりにくい。こうした失敗写真が何枚かあるときに、目をつぶってしまった人物だけを別の1枚にすり替えて、違和感なく合成することができる。同社の研究部門であるマイクロソフトリサーチが開発した技術を採用しているという。

 一方、Windows Live ムービーメーカーは、動画共有サイトとの連携性を高める。現行バージョンでも、作成した動画をYouTubeに直接投稿できるが、次期バージョンでは「Facebook」や「Flickr」などへの投稿にも対応。国内では「ニコニコ動画」への対応も予定している。

 このほかWindows Live Syncは、インターネット経由でほかのパソコンとフォルダーを同期できるソフトだ。次期バージョンでは、これまで「Live Mesh」として開発途上にあったサービスを統合し、リモートアクセスの機能を提供する。同ソフトをインストールして電源を入れておけば、外出先から自宅のパソコンにアクセスし、ファイルやアプリケーションの操作ができるようになる。

 なお同社では、Windows Live Essentialsの次期バージョンについて「2、3週間のうちにベータ版を公開する」としている。