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 経営課題とITを橋渡しする「ビジネスアナリシス(Business Analysis)」の普及活動やビジネスアナリシスの知識体系「BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)」の作成などを行っているカナダの非営利団体IIBA(International Institute of Business Analysis)は、現在実施中の資格試験「CBAP(Certified Business Analysis Professional)」に加えて、年内に「Certification of Competency in Business Analysis」と呼ぶ、CBAPの下位資格に当たる新しい資格試験を実施する。将来的には、さらに入門的な資格試験(Entry level diploma)を開始することも検討している。IIBAのキャサリンバレットCEOが、チャットの中で明らかにした。

 CBAPは、BABOKに基づいた、ビジネスアナリシスの専門家を認定する唯一の資格試験だが、非常に難度が高く、全世界で取得者は943人にとどまる。日本ではわずかに1人である。IIBAとしては、CBAPよりも取得しやすい資格試験を投入することで、BABOKやビジネスアナリシスのさらなる普及につなげたい考えだ。

 なお、CBAPおよびその下位資格については、BABOKの日本語版の出版やカンファレンスの開催(6月16日に、世界の最新動向を紹介する「BAカンファレンス2010」を開催予定)など、日本におけるBABOKやビジネスアナリシスの普及活動を担っているIIBA日本支部が、早期の日本語化を計画している。CBAPよりも難度が低い新しい資格試験の方を、CBAPより先に実施することも検討しているという。