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 総務省近畿総合通信局は2010年6月8日、積水ハウスから申請のあった950MHz帯簡易無線局の登録に対して、それを認める登録状を交付したと発表した。これは「中出力型」と呼ばれるパッシブタイプ(電池を内蔵しないタイプ)のUHF帯ICタグおよび読み取り機の利用許可を意味している。総務省によると、積水ハウスが全国初の事例だという。

 中出力型は2010年5月24日の総務省 省令改正によって、利用が可能になったばかりのものである(関連記事1へ関連インタビュー記事へ)。中出力型は利用場所の制限がないことが特徴である。従来から高出力型呼ばれるUHF帯ICタグがあるが、こちらは読み取り機の利用場所が自社工場内など登録した場所のみで、移動できないという制限があった。読み取り機の利用場所の制限がない低出力型もあるが、こちらは読み取り距離が短いため、一括読み取りには向かない場合があった。中出力型はこれらの不便さを解消するために制度化された背景がある。

 積水ハウスは中出力型のUHF帯ICタグを、建築廃棄物の回収袋に貼り付けて活用する。ICタグを使って作業現場ごとの廃棄物の量や内容を正確に情報システムで記録・分析することで、廃棄物の少ないまたはリサイクルしやすい建築材を採用するなど、廃棄物の削減に活用する予定である。

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[積水ハウスの担当者がUHF帯ICタグを語るセミナー]