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 マイクロソフトは2010年6月15日、同社が手がけるIT技術者支援サービス「TechNet」に安価な入門版を追加すると発表した。利用できるサービスに一部制約を設ける代わりに、利用料金をこれまでより4割下げる。安価な入門版の投入で、利用者のすそ野を広げたい考え。

 TechNetは、情報システムの評価・導入・運用に携わるIT技術者を対象にした支援サービスの通称。会員は各種マイクロソフト製ソフトを評価用としてダウンロードできるほか、技術支援サポートなどが受けられる。

 新たに追加する入門版の名称は「TechNet Standard」。利用料金は新規が年2万3000円、更新は年1万8000円に設定した。これまでは、最も安いサービスでも、年間利用料金は新規3万9000円、更新2万9000円だった。

 ただし、一部サービスに制約がある。具体的には、大企業向けの「Enterprise Edition」と業務ソフトの「Dynamics製品」がダウンロードできない、技術サポートを無償で受ける権利が付属しない(従来版は契約期間内2件まで無償)、英語で受講できるeラーニングが年間6コース(同12コース)などだ。

 入門版の追加に併せて、TechNetの名称を変更する。まずサービスの正式な総称を「TechNet Plusサブスクリプション」から「TechNetサブスクリプション」に変更。そのうえで、評価用ソフトを収録したメディアが付属する版の名称を「TechNet Plus」から「TechNet Professional(メディアオプション付)」に、評価用ソフトをオンラインだけで提供する版の名称を「TechNet Plus Direct」から「TechNet Professional」にそれぞれ変える。収録メディアの有無を明確にすることで、違いを判別しやすくした。

 名称変更に伴う利用料金やサービス内容に変更はない。年間利用料金は、TechNet Professional(メディアオプション付)の場合、新規が7万5000円、更新が5万4000円。TechNet Professionalの場合は、新規が3万9000円、更新が年2万9000円だ。

 新名称によるTechNetサービスは6月18日から店頭で販売する。マイクロソフトのオンラインサイトでは、すでに取り扱いを開始している。ボリュームライセンスについては、7月以降提供を始める予定である。