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 NTTデータは2010年6月14日、米のITサービス企業「インテリグループ」へのTOB(株式公開買い付け)を行うと発表した。TOBは米子会社を通じて実施し、買い付けに要する金額は約180億円。「インテリグループの主要株主であるファンド2社と買い付けについての合意が済んでおり、2社が持つ62%の株式は取得できる見込み」(NTTデータ広報)であるため、TOBの成立はほぼ確実だ。

 インテリグループは、独SAPや米オラクルのERP(統合基幹業務システム)パッケージの導入に強みを持つ。2009年12月期の売上高は約113億円。従業員約2100人のうち、1600人はインドにおりSAP関連のオフショア開発を得意としているという。NTTデータは買収の目的を「北米市場でのERP関連ビジネスの強化と、インドのオフショア要員の増強」としている。

 NTTデータは近年、海外でのITサービス子会社買収を続けている。今回のように100億円を超える規模の買収としては、2008年の独サークエントや独アイテリジェンスの買収がある(関連記事1関連記事2)。