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 米IBMは米国時間2010年6月15日、Web解析ソフトウエアを手がける米Coremetricsを買収することで両社が最終合意に至ったと発表した。同買収により、IBMはビジネス解析能力を強化し、企業の効率的なマーケティング展開を支援する。買収金額などの詳細については明らかにしていないが、手続きは2010年第3四半期に完了する見通し。

 Coremetricsはカリフォルニア州サンマテオを本拠とする非公開企業。米Bank of America、米Office Depot、英Virgin Atlantic Airwaysなど2100以上の世界的ブランドにWeb解析機能をクラウド配信モデルで提供している。企業は製品やサービスについて顧客が述べている感想やコメントなどをリアルタイムで分析し、マーケティング支出の決定に役立てられる。顧客に関する洞察を得ることで、個別にお勧め情報、プロモーション、販売特典をオンラインおよびオフラインの各種チャネルにわたって提供できる。

 IBMはCoremetricsの技術を獲得することにより、マーケティング成果の測定と、ユーザーの購買行動や趣向の把握に必要なビジネス解析ソリューションを企業に提供する。また、Coremetricsのソフトウエアを「WebSphere」事業などの既存ソフトウエアとサービスに組み込む。

 買収手続き完了後、Coremetricsは、IBMのアプリケーションおよび統合ミドルウエアポートフォリオの一部となる。約230人の従業員はIBMに移管される。

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