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 東京高裁が2010年6月18日に富士通元社長の即時抗告を棄却した(関連記事)ことに対して、富士通は「元社長 野副州旦氏による即時抗告の棄却について」と題する声明文を発表した。

 富士通は声明文の中で「当社の主張が全面的に認められた」とし、「野副氏の辞任問題における当社の一連の対応が正当であることが明らかとなり、大変意義のある結果」と述べている。

 同社は野副氏の辞任取り消しの要求を受け入れず、3月には相談役を解任。4月に間塚道義会長が会見で「(野副氏は)リスク感覚が欠如し、当社の社長としての適格性に欠けていた」と述べていた。野副氏は役員二人を相手に提訴するように同社監査役に求めていたが、これに対して同社は提訴しないことを決めた(関連記事)。