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 インターネット広告の標準策定団体Interactive Advertising Bureau(IAB)は米国時間2010年6月24日、オンライン広告に関する品質ガイドライン「Networks & Exchanges Quality Assurance Guidelines」の最終版をリリースした。広告ネットワークと広告取引所の基準を設けることで、広告主が安全に掲載枠を購入できるようにする。

 同ガイドラインでは、広告媒体、掲載サイトとの関係、コンテンツタイプ、掲載位置などに関する透明性向上を図る。共通のコンテンツカテゴリーを定めるほか、「全ユーザー」「成人」「13才以上」など対象視聴者層を分類して格付けする。違法コンテンツを明確に定義し、広告販売を禁止する。

 また、オフサイトの行動ターゲティングデータや他社データの使用に関するデータ開示要件の概要作成を求め、コンプライアンス責任者にはIABのトレーニングを受けることを義務づける。

 同ガイドラインの策定に協力した米映画協会(MPAA)のインターネット部門コンテンツ保護担当バイスプレジデントであるKevin Suh氏は「同ガイドラインは、合法的広告主が著作権侵害などの不正なコンテンツに広告を出稿することで、意図せず違法コンテンツ市場を援助してしまうことを確実に回避するための重要なステップだ」と述べている。

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