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 米mSpotは米国時間2010年6月28日、クラウドコンピューティング環境を利用した音楽配信サービス「mSpot」の正式提供を開始した。ユーザーはパソコンやモバイル端末から、インターネット経由でいつでも自身の音楽ライブラリーにアクセスすることが可能。現在モバイル端末でサポートしているのは「Android 2.1」以降のみ。

 mSpotは、過去1カ月にわたり限定ベータサービスを実施していた。音楽コレクションをクラウド上に保存して、携帯電話でストリーミング再生したり、パソコンのブラウザから管理したりすることができる。「Internet Explorer」「Chrome」「Firefox」「Safari」ブラウザに対応する。

 クラウドベースの利点を生かし、音楽体験とインターネットのコンテンツを組み合わせて提供する。コントロール画面の右上にある「L」アイコンをクリックすると、現在聞いている曲の歌詞が表示される。カバーアート(ジャケット)のアルバムタイトルやアーティスト名をクリックすると、そのアーティストのプロフィールや過去のレコード目録を確認できる。

 また、パソコン上のマルチメディア再生ソフト「Windows Media Player」や「iTunes」とも連携し、プレイリストの楽曲追加や削除、評価付けといった変更を自動で同期する。mSpot共同設立者兼最高経営責任者(CEO)のDaren Tsui氏によれば、「多数の機能を備えるより、待ち時間のない再生開始、すばやい反応のユーザーインタフェースといった基本的動作を重視している」が、ベータ期間に寄せられたフィードバックを基に機能を順次拡大する予定。

米メディアの報道(New York Times)によるとmSpotは保存容量2Gバイトまで無料。追加容量に応じて複数の料金プランを設けている。「iPhone」用モバイルアプリケーションの提供も計画している。

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