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写真●3D CADファイルの画面上に書き込んだコメントを複数人で共有(写真では左右2つの異なるブラウザで共有)
写真●3D CADファイルの画面上に書き込んだコメントを複数人で共有(写真では左右2つの異なるブラウザで共有)
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 日本オラクルは2010年7月5日、CADファイルなどを社内外で共有するためのコラボレーション支援ソフト「AutoVue Enterprise Visualization 20.0」を発表した。企業システム内のファイルサーバーに保存された設計データを、Webサーバーを介して社内外から閲覧できるビューア機能と共有機能を提供する。CAD、EDA、Officeなど475種類以上の形式のデータに対応。製造業のほか、社会インフラや大型プラントの設計を手がけるエンジニアリング業を対象として同日から出荷する。

 AutoVue Enterprise Visualization 20.0は、Windows/Linux環境向けのサーバーソフト。ファイルサーバーに保存された設計データを、必要に応じて変換した上で、Webブラウザ上にダウンロードさせたJavaプログラムのビューアにWebサーバーを介して送る。これにより、Webブラウザさえあれば、CAD、EDA、Officeなど475種類以上のファイル形式のデータを閲覧できる。クライアントPCへは変換した表示イメージのみを配信するため、元の設計データが閲覧しているPCに残ることはない。「クライアントPCに閲覧ファイルの情報が残らないため、社外の関係者ともセキュアに情報共有できる」(同社 アプリケーション事業統括本部 ソリューション本部 アドバンスト・ソリューション部 マネージャーの肥後智彦氏)とする。

 複数のクライアントPCで、同一ファイルを同時に閲覧することが可能。「標準搭載のチャット機能を使って、遠隔地にいるユーザーと同じファイルを見ながらオンライン会議を行うことができる」(肥後氏)。Webブラウザ上に表示した設計データの編集はできないが、閲覧している画面上に透明なレイヤーを被せて、コメントや図を記入できる。この画面上に書き込んだ情報は、オンライン会議機能を介して他のユーザーの画面でリアルタイムに共有される(写真)。