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 製品開発コンサルティングを手がける米Nielsen Norman Groupの共同設立者Jakob Nielsen氏が米国時間2010年7月2日に発表した調査結果によると、印刷された書籍より、米Appleの「iPad」や米Amazon.comの「Kindle 2」を使った読書の方が時間がかかるという。

 アーネスト・ヘミングウェイの短編小説を読むのにかかった時間は、iPadで電子書籍コンテンツを読む方が印刷媒体に比べて6.2%長く、Kindle 2は10.7%長かった。

 調査は、読書好きでよく本を読むという人にiPad、Kindle 2、パソコンのモニター、印刷媒体の4形態で短編小説を読んでもらい、24人の読書スピードを測定した。読み始めてから読み終わるまでの全体的な平均時間は17分20秒だった。

 また読書後に各形態の満足度を7段階で訪ねたところ、iPad(満足度5.8)が最も高く、Kindle(同5.7)と書籍(同5.6)が僅差で続いた。最も敬遠されたのはパソコンのモニター(同3.6)だった。

 なお同氏はiPadとKindle 2の読書スピードの差について、「統計上の重要性はなく、どちらかの製品を薦める理由にはならない」としている。

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