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IBM zEnterprise Systemの外観
IBM zEnterprise Systemの外観
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動作周波数5.2GHzのマイクロプロセッサ96個を内蔵するマルチチップモジュール2個をテストしているところ
動作周波数5.2GHzのマイクロプロセッサ96個を内蔵するマルチチップモジュール2個をテストしているところ
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BladeCenter Extensionによりx86サーバーブレードを装着しているところ
BladeCenter Extensionによりx86サーバーブレードを装着しているところ
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 米IBMは米国時間2010年7月22日、新型メインフレーム「zEnterprise System」を発表した。既存の「System z10」に比べ最大60%高速で、同社製システムの中で最強だとしている。

 zEnterpriseは新型サーバー「zEnterprise 196(z196)」を中心とするシステム。同機は動作周波数5.2GHzのマイクロプロセッサを96個搭載しており、毎秒500億個以上の命令を実行できる。2010年第3四半期に出荷を開始する予定。

 zEnterpriseは、エネルギー利用効率が高く、同じ消費電力でSystem z10より60%多い10万台以上の仮想サーバーを単一システムとして管理できる(関連記事:【詳報】IBMの新型メインフレーム、x86サーバー1500台分の能力提供)。複数の物理サーバーを集中管理する新技術「IBM zEnterprise BladeCenter Extension」「IBM zEnterprise Unified Resource Manager」と組み合わせると、IBMの「System z」「System x」といったサーバーを集約し、単一の仮想システムとして運用できる。これによりシステムの取得コストを最大40%、所有コストを55%削減できるという。

 z196用オプションとして水冷システムを用意した。これにより消費エネルギーを最大12%削減可能で、標準的なデータセンターなら冷却に必要な風量を20%以上減らし、空調の熱負荷を70%以上低減できるとしている。

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