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写真1●電話の着信を管理するSaaSサービス「Callノート」
写真1●電話の着信を管理するSaaSサービス「Callノート」
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写真2●電話関連機能をAPI提供前提にプラットフォーム化する「クラウドテレフォニー」構想
写真2●電話関連機能をAPI提供前提にプラットフォーム化する「クラウドテレフォニー」構想
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 ITホールディングスは2010年7月26日、電話の機能をWebサービスに組み込むSaaSサービス「クラウドテレフォニー」を発表した。電話番号の発行や電話の転送、着信管理といった機能を持つプラットフォームを、Web APIの提供を前提に整備。同年8月2日に、グループ企業のTISとインテックが提供を始める着信管理サービス「Callノート」を皮切りに、電話とWebサービスの連携が容易なサービス基盤として機能を拡充していく。

 クラウドテレフォニーの第1弾となるCallノートは、電話の着信を管理するSaaSサービス(写真1)。Callノートで発行した電話番号への着信を、利用企業が持つ既存の受付電話番号やコールセンターに転送することで、着信履歴の取得やシステム連携などのCTI(Computer Telephony Integration)を実現する。例えば広告代理店が問い合わせ電話番号を掲載メディアごとに使い分けることで、Callノートの着信履歴を基にした広告の効果測定が可能になる。既にリクルートが運営する飲食店情報サイト「ホットペッパー FooMoo」での採用実績があるという。

 主な機能として、050番号の即時取得と転送先番号の設定、電話番号ごとに任意の音声メッセージを転送先で再生する機能や、着信履歴の参照およびCSV形式でのエクスポート機能などを提供。いずれもWebサービスとの連携が可能なAPIを用意する。

 料金は月額課金制。初期契約料が30万円、基本料が月額10万円(10回線分)から。このほか1電話番号当たり、発行時に500円、利用時に月額100円を課金する。転送時の通話料は3分で10円(固定電話への転送時)。

 Callノートは、クラウドテレフォニー事業の第1弾との位置付け(写真2)。Callノートを先兵として、1000を超える電話番号をリアルタイムに振り出せるプラットフォームとしての運用実績やノウハウを積み上げる。今後はクラウドテレフォニーの第2弾サービスとして、2010年内に顧客からのアクセスを管理・制御するサービスを追加する計画。第3弾以降も、着信課金などの機能追加や英BT傘下の米Ribbitが持つWebアプリケーション向けVoIPプラットフォームの国内展開など、API提供を前提に電話関連サービスを拡充する予定という。

[発表資料(PDF)]