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 大日本印刷と凸版印刷を発起人とする「電子出版制作・流通協議会」(AEBS:Association for E-publishing Business Solution)は2010年7月27日、総会を開催し正式に設立した。出版業界との連携のもと、日本の電子出版ビジネスの成長と健全な発展のための環境整備を目指す。協議会には出版社や印刷会社、ソフトウエア会社など89の企業/団体が既に参加を申し込んでおり、27日当日にもさらに数社の申し込みがあったという。会長には高波光一・大日本印刷 代表取締役副社長が、副会長には大湊満・凸版印刷常務取締役が就任した。

 協議会では、電子出版ビジネスの発展に必要な課題の整理と検証、配信インフラ基盤に関わる問題とその解決、市場形成における検証や電子出版の振興に関わる提言など、出版関連団体や権利者および行政機関との連携を図りながら、電子出版の発展に貢献する活動を目指していく。

 協議会は具体的な活動内容として、「電子出版制作・流通ビジネスに関連する情報共有」、「制作・規格・仕様・流通に関する協議」「電子出版ビジネスの発展と普及に関わる活動」「電子出版制作・流通ビジネスにおける日本モデルの検討および協議」「商業・公共・教育・図書館など電子出版関連分野に関する情報共有」の五つを挙げた。

 また、総務省/文部科学省/経済産業省の三省合同による「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」とも連携し、同懇談会で方針が示された電子書籍の統一中間フォーマットの作成や、電子書籍向けコードの標準化について具体的な検討作業を進める方針である。

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