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写真●富士通の加藤和彦取締役執行役員専務
写真●富士通の加藤和彦取締役執行役員専務
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 富士通は2010年7月29日、2010年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.3%増の1兆472億円と横ばいだったが、営業利益は同471億円増の100億円と増益を果たした。加藤和彦取締役執行役員専務(写真)は「当初計画を上回り、全セグメントで黒字スタートを切ることができた」と話した。

 情報通信事業の「テクノロジーソリューション」分野の売上高は前年同期比1.0%減の6657億円、営業利益は同199億円増の85億円だった。「今後の不安は残るものの、国内市場は需要を取り戻しつつある。しかし、海外市場が厳しい。英国の政府向け商談が止まっているうえに、円高の影響を受けた」(加藤取締役執行役員専務)。

 同時に2010年4~9月期(第2四半期)の予想を変更した。為替の影響により、売上高を当初予想の2兆2000億円から2兆1800億円に減額した。一方、営業利益は当初予想の250億円から350億円に増額。「ネットワークプロダクト」や「電子部品」事業で計画値を上回っていることを考慮した。ただし、通期予想は据え置く。下期の需要回復が不確実であることと、為替変動リスクを織り込んだためだ。