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 WOWOWは2010年7月30日、2010年度第1四半期決算説明会で、同期末(2010年6月末)の累積加入者数が246万8042件(前年同期比で484件減)となったと発表した。加入者のデジタル比率は83.1%。WOWOWは、2010年度末(2011年3月末)までにデジタル化比率を97.7%にまで増やすことを目指しており、代表取締役社長の和崎信哉氏は「順調に移行が進んでいるものの、この半年がデジタル移行の最大のポイントになる」と述べた。

 さらに和崎氏は、報道陣との質疑応答において、アナログ加入者のデジタル移行の促進策について述べた。まず、「現在、アナログ契約からデジタル契約に切り替えたお客さんを対象に、最初の2カ月間の視聴料を無料にするキャンペーンを行っている」と述べたうえで、今後さらなるデジタル移行に向けて、電話や郵便物などによるアナログ加入者への働きかけを強化する意向を示した。さらに日本放送協会(NHK)と歩調を合わせて行う予定のBSアナログ放送の終了については、「『混乱を起こさないように、放送を終了する時間は同じにしましょう』といった話し合いをしている。また、BSアナログ放送終了の告知についても意見交換をしている」と現状を報告した。

 2010年度第1四半期の連結決算は、売上高162億7800万円(前年同期比で0.4%増),営業利益27億6400万円(同0.9%減)、経常利益30億1000万円(同6.9%増)、四半期純利益17億9700万円(同20.2%減)だった。売上高は、放送事業ならびにテレマーケティング関連事業の収入が堅調に推移したことにより、前年度の実績を上回った。営業利益は売上原価の増加により減少したが、経常利益は円高による為替差益の計上などによって前年同期比でプラスとなった。四半期純利益は、前年同期に存在した一時差異(企業利益と課税所得の一時的なずれ)の解消により法人税などが増加したため、前年同期の実績を下回った。

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