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 ブックオフコーポレーションは2010年9月1日、携帯電話を使った新しい割引サービス「BOOKOFFタッチでおトクなメンバーズ」を開始する。顧客はブックオフ店舗での中古品の買い取りや購入のたびに、店頭に設置されたフェリカ端末に携帯電話でタッチすれば、電子的なスタンプをためられるというもの。10個たまると「1dayサンクスパス」と交換できる。

 このパスは顧客が好きな日を1日だけ選んで使う。その日のうちであれば1日に何度でも、どのブックオフ店舗に行っても、全品10%の割引料金で買い物ができるようになる。

 新サービスを始めるに当たり、ブックオフは同社の顧客動向を調査した。すると来店頻度が高いヘビーユーザーほど複数のブックオフ店舗をはしごして利用する傾向が高いことを突き止めた。こうしたヘビーユーザーは来店1回当たりの購入金額も高く、ブックオフでは上位10%の優良顧客で売り上げ全体の60%を占めている。

 そこでヘビーユーザーの来店頻度をさらに上げることに焦点を絞り、来店頻度に応じてスタンプを付与する新サービスを始めることにした。1dayサンクスパスは1日に何店舗もブックオフをはしごして使ってもらうことを想定して企画している。

 1dayサンクスパスの開始に合わせ、ブックオフはカルチュア・コンビニエンス・クラブが主導する共通ポイントシステム「Tポイント」からの脱退を決めた。2010年9月末で丸3年続けたTポイントのサービスを終了し、1dayサンクスパスに切り替える。CIO(最高情報責任者)の堀内康隆取締役執行役員管理本部長(関連記事1)は「2009年夏から半年かけてTポイントの投資対効果を検証したところ、コストに見合っていないという事実に行き当たり、撤退を決めた」と内情を明かす。

 当面の課題は、Tポイントの終了に伴って顧客がブックオフから離反するのを避け、早急に1dayサンクスパスを軌道に乗せることになる。2010年10月からは次世代レジシステム(関連記事2)の店舗導入も始まるので、ブックオフの店舗システムは今秋以降大きく様変わりしていく。