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 米IBMと米ActiveHealth Managementは米国時間2010年8月5日、クラウドコンピューティングを利用した医療支援サービス「Collaborative Care Solution」を発表した。ActiveHealthの医療データ管理ソフトとIBMの医療向けインフラ製品および分析技術を組み合わせる。新たなインフラ投資を行うことなく、医師と患者が必要な情報にアクセスし、全般的な治療の質を高められるよう支援する。

 今回発表したサービスでは、複数の医療システムで保管している患者の保健データを収集し、詳細なカルテを作成する。これにより医師は患者の治療で正確な判断が可能になり、医療ミスや本来不要な高額治療を回避することができる。

 クラウド上で管理するデータは、医師、看護師、セラピストや薬剤師などの医療チーム間で共有し、手軽にアクセスすることが可能。治療や服薬の効果と傾向を分析して表示するほか、処方ミスなどを自動で警告する。患者は、患者用ポータルサイトを通じて、医療チームとやり取りすることができる。

 同サービスは、IBMの「Health Information Framework」「Initiate Exchange」および「Cognos 8 Business Intelligence」の分析機能と、ActiveHealthの「CareEngine」「CareTeam」などで構築する。利用料は月額制で、米メディアの報道(New York Times)によると、医師1人当たり数百ドルから約1000ドルという。

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