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2010年1月から7月までに、東京都消費生活総合センターで受付けたアダルトサイトに関する相談件数の内訳(東京都の情報から引用)。例えば7月は、アダルトサイトに関する相談は192件、そのうち148件はウイルスを使ったワンクリック詐欺に関するものだった
2010年1月から7月までに、東京都消費生活総合センターで受付けたアダルトサイトに関する相談件数の内訳(東京都の情報から引用)。例えば7月は、アダルトサイトに関する相談は192件、そのうち148件はウイルスを使ったワンクリック詐欺に関するものだった
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 東京都は2010年8月19日、いわゆる「ワンクリック詐欺(ワンクリック不正請求)」に関する相談が増えているとして注意を呼びかけた。特に、ウイルス(悪質なプログラム)を使ってパソコン上に料金請求画面を表示して脅す手口が多いという。

 ワンクリック詐欺とは、インターネットを悪用するオンライン詐欺の一種。アダルトサイトなどに置かれた画像やアイコンなどをクリックしただけで有料サービスに登録したとみなし、払う必要のない料金を請求する。

 ワンクリック詐欺の中には、ウイルスをアダルト動画ファイルなどに見せかけてインストールさせようとする手口もある。こういったウイルスをインストールしてしまうと、料金請求の画面がパソコン上に絶えず表示されるようになる。

 東京都生活文化局によれば、ウイルスを使った手口に関する相談が多数を占めるという。東京都の消費生活総合センターに寄せられたアダルトサイトに関する相談のおよそ8割が、ウイルスを使ったワンクリック詐欺の相談だった(図)。

 相談の中には、未成年者がゲームサイトなどからアダルトサイトに誘導され、ウイルスをインストールされたり、勝手に会員登録されたりするケースが多数あるという。

 そのほか、無料だと思ってサイトを閲覧していたら、小さな文字で「3日間見放題○万円」と書かれていたケースや、年齢確認の画面だと思ってクリックしていたら、ウイルスに感染して請求画面が消えなくなったケースなどがあるという。

 被害に遭わないためのアドバイスとして同局では、「信頼できないサイトにアクセスしない」「登録した覚えのないサイトの事業者には連絡しない」「未成年者のパソコン利用は慎重に」「不安な場合は最寄りの消費生活センターに相談する」などを挙げている。