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 日本IBMは2010年8月25日、特定の技術分野の専門家である「IBMソフトウェア・エバンジェリスト」に新たに2人を任命した。これにより、2010年4月に予定していた六つの技術分野すべてのエバンジェリストが決まった。

 新たに任命されたのは、「BAO(ビジネス・アナリティクス・アンド・オプティマイゼーション)」分野を受け持つ中林紀彦氏と、「BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)」分野を担当する吉田洋一氏である。

 日本IBMの川原均ソフトウェア事業担当専務執行役員は、2人を選考した理由を「BAOのエバンジェリストは、各種データを分析したうえで、事業の最適化を考えられる人材を選んだ。BPMのエバンジェリストは、ITに詳しいだけでなく、経営の観点から改善の必要性を語れる人材を探した」と語る。

 既に決まっていた4分野のエバンジェリストは、米持幸寿氏(クラウド・コンピューティング)、大西克美氏(セキュリティ)、鈴木尚志氏(ソフトウェア・ライフサイクル)、行木陽子氏(ソーシャルウェア)の4人。鈴木氏は、4月に同分野のエバンジェリストに任命された玉川憲氏の後任である。

 エバンジェリストは、担当する技術分野の動向を広く伝える役割を受け持つ。IBMが先進技術に強い企業であることをアピールする目的だ。2010年4月までは約20人をエバンジェリストとして認定していたが一度廃止し、同社が今、注力している六つの技術分野に絞って人材を選考し直していた。

 選考は2010年4月から開始。社内公募をしたところ、一つの技術分野に7~8人の応募があった。書類選考と面接を経て、最終的に6人に絞り込んだ。当初5月末までに全分野のエバンジェリストを任命する予定だったが、選考が遅れていた(関連記事)。