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コンテンツ産業の市場規模の推移(2000年~2009年)。2009年にデジタルコンテンツがコンテンツ全体のほぼ半分になった(デジタルコンテンツ協会の発表資料より引用)
コンテンツ産業の市場規模の推移(2000年~2009年)。2009年にデジタルコンテンツがコンテンツ全体のほぼ半分になった(デジタルコンテンツ協会の発表資料より引用)
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 デジタルコンテンツ協会が2010年9月1日発売する「デジタルコンテンツ白書2010」によると、日本国内におけるデジタルコンテンツ(デジタル形式で記録されたコンテンツ)は2009年、前年比6.6%増の6兆272億円となり最高を記録。コンテンツ産業全体のほぼ5割に達した。

 「デジタルコンテンツ白書2010」は国内コンテンツ産業の市場規模を調査し白書としてまとめたもの。同協会は2001年から毎年白書を刊行しており、今年で10冊目。発刊10周年に当たる今年は、2000年から2009年まで過去10年分のデータを収録した。同じ基準で見られるよう、2000年にさかのぼって推計方法を見直した。

 同書によると、2009年コンテンツ産業の市場規模は12兆843億円で前年比6%減となった(ここでの「コンテンツ」とは、さまざまなメディア上で流通する映像、音楽、ゲーム、図書など情報の内容を指す)。

 同産業の市場規模は2007年の13兆1763億円をピークに減少傾向にある。市場規模減少について、人口構造の変化に経済状況の変調が加味された結果と同書は分析する。一方、デジタルコンテンツの市場規模は、2000年から右肩上がりの成長が続く。デジタルテレビの普及、インターネットや携帯電話によるコンテンツの利用が伸びていることによる。同調するように、ネットコンテンツ(デジタルコンテンツのうち、「インターネット」と「携帯電話」の2つの流通メディアが持つ市場規模の合算)も規模はまだ小さいものの伸び続け、2008年にはコンテンツ産業全体の1割を初めて超えた。

 「デジタルコンテンツ白書2010」は国内コンテンツ産業の市場規模調査と関連資料のほか、「3D」や「電子書籍」をテーマにした特集と、6カ国の海外動向を掲載する。208ページ、1万2600円。