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 KDDIは2010年9月10日、田中孝司代表取締役執行役員専務を2010年12月1日付けで新社長に昇格すると発表した。小野寺正社長兼会長は代表権のある会長に専念する。

 新社長に田中専務を選んだ理由として、小野寺社長は「通信業界はトラフィックで大部分を収益を稼ぐ形からトラフィック以外で収益を稼ぐ形に競争環境が変化している。田中専務はソリューション事業の経験やUQコミュニケーションズの立ち上げなどを経験してきており、今後のKDDIの発展に不可欠な人材と考えた」と説明した。KDDIは今年で会社発足10周年を迎える。小野寺社長は会社発足時から社長を10年間務めてきた。この時期に社長交代を発表した理由として、新体制で10周年を迎えたかったというのもあるという。

 新社長の田中孝司氏は1957年生まれの大阪府出身。京都大学大学院工学研究科電気工学第2専攻修了、米スタンフォード大学大学院電子工学専攻修了。1981年に国際電信電話(現KDDI)入社。2003年4月にKDDI執行役員ソリューション事業本部ソリューション商品開発本部長に就任。2009年4月から同取締役執行役員常務ソリューション事業部門を担当する。2007年8月からワイヤレスブロードバンド企画(2008年3月からUQコミュニケーションズ)代表取締役社長を兼務し、モバイルWiMAX事業を立ち上げた。2010年にUQコミュニケーションズでは社長から取締役会長に退く一方、KDDIの代表取締役執行役員専務としてソリューション事業、コンシューマ事業、商品開発統括事業全体を統括してきた。