PR
写真●NTTソフトウェアの伊土誠一社長(左)とテラスカイの佐藤秀哉社長(右)
写真●NTTソフトウェアの伊土誠一社長(左)とテラスカイの佐藤秀哉社長(右)
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTソフトウェアとテラスカイは2010年9月28日、NTTソフトがテラスカイに10%出資するとともに、クラウドコンピューティング関連のシステムインテグレーション(SI)事業で業務提携すると発表した(写真)。テラスカイはクラウド専業のSI事業者で、「Salesforce CRM」「Force.com」を使ったシステム構築に強みを持つ。

 両社は2008年から、Salesforce関連の事業で協力関係にあった。具体的には、テラスカイが開発した「SkyOnDemand」という、既存の業務システムとSalesforceのデータを連携するソフトを、NTTソフトがSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)として提供していた。今回、NTTソフトが6300万円を投じて、テラスカイの第三者割当増資を引き受け、テラスカイの発行済み株式の10%を取得。資本的にも提携することで、関係を強化した。

 今後NTTソフトはテラスカイの支援を受けて、CRM(顧客関係管理)のSaaSであるSalesforce CRMのカスタマイズや、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)であるForce.comを使ったシステム開発などができる人材の育成を図る。これによってNTTソフトもSalesforce関連のSI事業を本格化する。

 NTTソフトの伊土誠一社長は、「当社としては、パブリッククラウド(社外クラウド)を活用したSIビジネスを拡大したい。そのためには、当社だけでは技術的な面を含めて力が不足している。クラウド分野で技術レベルの高いテラスカイと協業することで、2012年までにパブリッククラウドのSI事業で10億円の売り上げを達成したい」と、資本・業務提携の目的を説明した。

 テラスカイの佐藤秀哉社長は、「当社は、所属するSalesforce認定デベロッパー数が国内最多であるなど、クラウド専業のSI事業者としては老舗ではあるものの、まだ設立5年のベンチャー企業ということもあり、信用力の向上が課題だった。また現在は、SIの問い合わせに対して人手が全く足りていない状況。NTTソフトのエンジニアを戦力化することで、ビジネスの拡大につなげたい」と語った。