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KDDIの高橋誠専務(左)とウェザーニューズの石橋知博取締役(右)
KDDIの高橋誠専務(左)とウェザーニューズの石橋知博取締役(右)
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「ソラテナ」のサービスイメージ。各アンテナには「六本木いずみ 君」など、場所にちなんだ名前が付けられる。アンテナの状態やアンテナからのメッセージ、質問が配信される
「ソラテナ」のサービスイメージ。各アンテナには「六本木いずみ 君」など、場所にちなんだ名前が付けられる。アンテナの状態やアンテナからのメッセージ、質問が配信される
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その場所でつながったアンテナが一覧表示される。アンテナは場所ごとに「港区たわー さん」「麻布ぞうじょう 君」などの名前が付けられるようだ
その場所でつながったアンテナが一覧表示される。アンテナは場所ごとに「港区たわー さん」「麻布ぞうじょう 君」などの名前が付けられるようだ
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基地局に取り付けられる紫外線センサー
基地局に取り付けられる紫外線センサー
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基地局に取り付けられる感雨センサー
基地局に取り付けられる感雨センサー
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発表会は、「SHIRASE」(先代の南極観測船「しらせ」)船上で開かれた
発表会は、「SHIRASE」(先代の南極観測船「しらせ」)船上で開かれた
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 KDDIとウェザーニューズは2010年9月29日、auの携帯電話やスマートフォン向けに提供する気象情報サービスで協業すると発表した。11月下旬には、新サービス「ソラテナ」も開始する。

 2社の協業による取り組みは大きく3つある。1つは、気象ニュースでの連携強化。ウェザーニューズがauの携帯電話やスマートフォン向けに提供している「ウェザーニュース」を両者の協業サイトとする。また、ウェザーニューズが同サービスのユーザーの投稿情報を基に分析、配信しているゲリラ雷雨情報や花粉情報を、KDDIの携帯電話向けサイト「EXニュースEX」やWebサイト「au one天気」にも提供する。

 2つは、au基地局への気象観測装置の設置。全国に点在する3000局の基地局上に日照センサーや紫外線センサー、感雨センサーなどの設備を取り付け、収集した情報をauの通信モジュールを介して、ウェザーニュースのサーバーに送信する。これによって、全国各地の気象状態を、随時細かく集められるようにする。

 3つは、新サービス「ソラテナ」の開始。ウェザーニューズの石橋知博取締役によると、ソラテナとは「空を見守るアンテナ」から取った名前で、au基地局に設置した気象観測装置を利用して実現する。例えば、ある基地局に取り付けた観測装置(「アンテナ」と呼ぶ)が降雨を感知したら、その基地局の周辺にいるユーザーに雨が降ってきたという情報を配信。あるいは、アンテナの周辺にいるユーザーに対して「今、長袖を着ている?半袖を着ている?」といった質問を投げかけて、ユーザーから集約した結果を各ユーザーにフィードバックする。このほか、携帯電話の位置情報を利用し、エリアに入ったアンテナを記録するスタンプラリーなどの企画も検討しているという。サービスの詳細は、2010年10月5日から9日に開催されるCEATEC JAPAN 2010で発表。同年11月下旬からトライアルサービスを、2011年4月から本サービスを開始する予定だ。

 発表会に出席したKDDIの高橋誠専務は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のGREEやソーシャルゲームのRekoo Japanと提携していることを例に挙げ、「高機能なAndroid端末が登場するのに合わせて、ユーザーとの接点を強化していきたい。誰もが毎日見る気象情報はそのため有力なサービス」と期待を語った。一方、ウェザーニューズの石橋取締役は、携帯電話の基地局は全国、特に人口密集地に多く設置され、電源やネットワークも持っていることから、「気象観測装置との相性は抜群」と説明。「細かな情報を集めることで、アメダスなどによる予測情報とは違う、気象情報の精度を求めていきたい」と意気込みを見せた。