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 米Googleは現地時間2010年9月29日、Webメールサービスの「Gmail」に、メッセージのスレッド表示をオフにするオプションを用意すると発表した。今後数日かけて変更を施していく。

 スレッド表示をオフにするには、設定画面の「全般(General)」にある「スレッドビュー(Conversation View)」の欄で「無効」を選び、最後に変更を保存すればよい。設定はいつでも元に戻すことができる。

 同じ話題のメールをグループ化するスレッド表示はサービス開始時から提供している機能。だが、その是非をめぐっては、「Google社内でも熱い議論が交わされた」とソフトウエアエンジニアのDong Chen氏は述べている。

 Chen氏によると、Gmailはサービス開始当初から、大容量のストレージ、高速検索、ラベルの採用など他のメールサービスとは異なる特徴をもっており、スレッド表示もその一つになる。関連メッセージを探す手間が省け、受信トレイも整理しやすくなる一方、「Microsoft Outlook」などの利用者には複雑に感じる場合もある。この議論は尽きることがなく、解決策としてオプションを用意することにしたと同氏は説明している。

 米メディア(New York Times)はこのオプションについて、「Googleは、OutlookなどMicrosoftの製品が広く普及している法人市場に力を入れており、今回のオプション追加はそうした同社の施策の一環になる」と伝えている。

 また同紙は、スレッドはメッセージの全体像を把握できる便利な機能だが、Gmailのスレッド表示は時折ユーザーの意図に反する場合があると指摘している。例えば件名が同じメールは、全く別の送信者や日付であってもグループ化されてしまう。

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