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 視覚情報を利用して検索を行う米Googleの「Goggles(ゴーグル)」が米Appleのスマートフォン「iPhone」でも使えるようになった。同社が米国時間2010年10月5日に公式ブログで明らかにした。

 Gogglesはスマートフォンのカメラで撮影した画像を認識して、Googleの検索サービスを実行するツール。これまでGoogle主導のモバイルOS「Android」のみに対応していた(関連記事:Googleがモバイル検索を拡充,「撮影したもの」を検索可能に)。

 iPhone向けには、Googleの各種サービスを利用できるアプリケーション「Google Mobile App」新版の機能の一部として提供を始めた。Appleの「App Store」から無料でダウンロードできる。

 「視覚情報処理の技術には課題があり、Gogglesはまだ実験段階にあるが、特定の分野の被写体ではうまく機能する」と同社ソフトウエアエンジニアのMilan Broum氏は説明している。現時点でGogglesが向いているのは、テキスト、商品、ロゴ、書籍やDVDの表紙、名所旧跡、芸術作品、店舗、バーコードなど。一方、向いていないのは動物、家具、アパレル商品としている。

 Google Mobile Appの検索画面でカメラのアイコンをタップしたあと、検索対象を撮影すると、それに関連したWebサイトの検索結果が表示される。例えばテキストを撮影した場合、もし文字列と関連性のある書籍があれば、その書籍の表紙画像とともに、著者や出版社などの情報が表示される。またGoogleの翻訳サービスを使って各国語に翻訳できる。

 このほか、商品パッケージやロゴを撮影しても同様にWebサイトを検索し、商品や企業に関連する検索結果や画像を表示できる。名所旧跡や芸術作品を撮影して、詳細情報を確認したり、名刺の情報を住所録に登録することもできる。

 Gogglesはオートフォーカスカメラを搭載する「iPhone 4」と「iPhone 3GS」のみに対応する。iPhone 3GSはOSをiOS 4にアップデートする必要がある。

[Google公式サイトへの投稿]