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写真1●ユーザーのスマートフォン利用意向
写真1●ユーザーのスマートフォン利用意向
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写真2●企業のスマートフォン導入意向
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写真3●スマートフォンの市場予測
写真3●スマートフォンの市場予測
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写真4●企業のiPad導入状況
写真4●企業のiPad導入状況
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写真5●タブレットPCの市場予測
写真5●タブレットPCの市場予測
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 携帯電話事業者や端末メーカーなどで構成するモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)は2010年11月26日、「スマートフォン・タブレットPC最新市場予測」を発表した。2009年3月に発表した「スマートフォン市場の中期予測」に続き、今回がMCPCとして2回目の市場予測の公表となる。今回は米アップルのiPadに代表されるタブレットPCを新たに予測対象に加えた。調査・予測自体はスマートフォンとタブレットPCに分けて発表された。

 まず現在のスマートフォンがユーザーにどのようにとらえられているかを解説。MCPCの調査によると、ユーザーのスマートフォンの認知率は、2008年10月は23%だったが、2010年9月には93%となり、2年で4倍に向上。さらにスマートフォンの利用意向については、現在の未利用者の半数が「利用意向あり」との調査結果を示した(写真1)。内訳は、「2010年度に利用」が3%、「2011年度に利用」が5%、「2012年度に利用」が1%。これに「時期未定」の40%を加えて、「半数が利用意向あり」と結論付けた。この調査結果は、2636人の個人のスマートフォン未利用者から得た回答を基にしたものである。

 企業のスマートフォンの導入意向についても解説。1643社を対象にした調査結果によると、2010年度には既に7%が利用しており、「時期は未定」との回答を加えると4分の1の企業が導入意向を示したという(写真2)。

 続けてスマートフォンの市場予測を説明した。2010年は携帯電話・PHSの全契約数の7%に当たる810万契約にとどまるが、2015年には契約数が4712万となり、2015年時点の全契約数を1億2000万から1億5000万程度と見積もれば、全契約者の30~40%がスマートフォンの契約者になるとの予測を披露した(写真3)。

 新たに調査・予測対象に加わったiPadなどのタブレットPCは、その認知率がスマートフォンの立ち上がり時点よりも高いという。iPadが出て半年足らずでユーザーの認知率は92%となった。既に7%の企業が導入している状況を説明した(写真4)。タブレットPCの市場予測も示した。今後5年の出荷台数の平均成長率を、個人向けは45%、企業向けは50%と予測。2015年には個人向けが630万台、企業向けが108万台になるとした(写真5)。

 今回の調査は、3000人の個人および1643社の企業の情報システム担当者を対象にしたアンケート結果から導いたもので、調査結果の一部は、MCPCのWebサイトでも公開する予定である。