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 IANA(Internet Assigned Numbers Authority)は2010年11月30日、未使用のIPv4アドレスブロックを4ブロック割り振った。これで未割り振りのIPv4アドレスは残り7ブロック、総アドレス数に占める割合は約2.7%となった。ただし、事実上の残りアドレスブロックは2ブロック(約0.78%)となる。未割り振りのIPv4アドレスブロックが残り5ブロックとなった段階で、世界に五つある地域インターネットレジストリー(AfriNIC、APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE NCC)に各1ブロックを割り振ることになっているからだ。

 IANAは2ブロック単位でIPv4アドレスを割り振ることが多い。そのため、今後少なければ1回、多くとも2回の割り振りが発生すれば、IANAが持つIPv4アドレスの在庫は枯渇すると予測される。

 IANAが公開している「IANA IPv4 Address Space Registry」にある割り振り状況を参照すると、「5.0.0.0/8」「37.0.0.0/8」がRIPE NCC、「23.0.0.0/8」「100.0.0.0/8」がARINにそれぞれ割り振られた模様だ。RIPE NCCはヨーロッパ、中東、中央アジア地域、ARINは北米や北大西洋、カリブ海などの地域でそれぞれIPアドレスの割り振りを管理する。

 IANAは、IPアドレスの割り振りや管理をしているICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)の一機能。IANAが地域インターネットレジストリーに割り当てる「/8」のアドレスブロックは、実際には1677万7216のIPv4アドレスのかたまりを指す。