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 米Salesforce.comは現地時間2010年12月7日、クラウドコンピューティング環境を利用した企業向けデータベースサービス「Database.com」を発表した。これまでデータ保存用オプションとして提供していた仕組みを、単独サービスとして2011年に一般向けにリリースする。開発者はデータベースシステムの管理と保守に時間と手間をかけることなく、アプリケーション構築に専念できるとしている。

 Database.comは、Javaや、C#、Ruby、PHPなど種々の言語に対応する。同社の「Force.com」や、米VMwareと共同開発した「VMforce」、米Amazon.comの「Amazon EC2」、米Googleの「Google AppEngine」、米Microsoftの「Azure」といったプラットフォーム上で稼働するアプリケーションとも連携できる。Android搭載端末や加Research in Motion(RIM)の「Blackberry」、米Appleの「iPad」や「iPhone」などのモバイルデバイスからのアクセスが可能だ。ユーザー数は、数人から数十万人規模にまで対応するという。

 ユーザー管理や、行レベルのセキュリティ、ストアドプロシージャなどの機能を持つ。RESTおよびSOAP仕様のAPIや、ソーシャル機能を追加するためのAPIも用意する。アクセス権認証では、oAuthやSAMLを採用している。

 Database.comのベーシック版は、ユーザー数3人、月当たり最大5万トランザクション、最大10万レコードまでを無償で利用できる。

 同社は同日、クラウド型企業向けソーシャル・ネットワーキング・アプリケーション「Chatter」の無償版も発表した。同社のクラウド型企業向けサービスを有償で利用している企業の全従業員を対象に追加料金なしで提供する。

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