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図●ユーザーがこれまでに経験したパソコンに関するトラブルの種類と割合(トレンドマイクロの発表資料から引用)
図●ユーザーがこれまでに経験したパソコンに関するトラブルの種類と割合(トレンドマイクロの発表資料から引用)
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 セキュリティベンダー大手のトレンドマイクロは2010年12月8日、国内のインターネットユーザー(18歳以上、性別は問わず)を対象に、パソコンのデータ管理や保管に関するWebアンケート調査を実施した結果を公表した。

 調査結果からは、(1)パソコンユーザーの多くが起動やネットワーク絡みのトラブルに巻き込まれているものの、最終的に解決できた割合も高い、(2)ユーザーにとって最も解決しにくいトラブルは、ファイルやデータの消失・破損といったストレージまわりのトラブルである---という実像が浮かび上がった。

 トレンドマイクロは同調査を2010年11月26日から11月28日まで実施。696人から有効回答を得たとしている。

7割が起動やネットワーク絡みのトラブルを経験

 調査ではまず、ユーザーがこれまでにパソコンで経験したことのあるトラブルの種類について質問。「ファイル・データに関するトラブル」、「ネットワークに関するトラブル」、「メディアに関するトラブル」、「出力に関するトラブル」、「入力に関するトラブル」、「起動に関連するトラブル」の6種類について、それぞれ経験の有無および経験した場合は解決できたかどうかを尋ねている(複数回答可)。

 調査結果によれば、6種類のうち最も多くのユーザーが経験したトラブルは、電源を入れても動かない、起動に時間がかかるといった起動に関するもので、回答者の71.6%が経験していた()。次いで多かったのは、インターネットにつながらない、無線LANに接続できないといったネットワークに関するトラブルである(70.7%)。

 上記2種類のトラブルでは、(最終的に)解決できたと答えたユーザーが起動のトラブルで全体の約7割、ネットワークのトラブルでは9割を超えていた。発生しやすいものの、解決は比較的容易なトラブルであることが分かる。どちらも物理的に壊れるケースはまれで、起動に関してはOSの設定変更やブートローダーの再インストール、ネットワークに関しては配線やネットワーク機器側の設定変更などで対処できるケースが多いからだろう。

 逆に、上記2種類よりは発生頻度は低いものの(全体の49.9%)、ひとたび起こるとユーザーでは解決しにくいやっかいなトラブルに発展する可能性が高いのが、ファイルとデータに関するトラブルである。このトラブルを経験したユーザーのうち、解決できたと答えたのは約55%にとどまった。残り約45%のユーザーは、解決できずにファイルやデータを失った経験を持つことになる。

 同調査ではほかに、パソコンに保存しているデータの種類や写真データのバックアップ方法、現在のバックアップ方法についての不満や不安点などについても尋ねている。

[トレンドマイクロによる発表資料]