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ウイルス(不正プログラム)感染被害報告数ランキング 2010年度(トレンドマイクロの情報から引用)
ウイルス(不正プログラム)感染被害報告数ランキング 2010年度(トレンドマイクロの情報から引用)
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 トレンドマイクロは2010年12月21日、2010年中(1月1日から12月15日)に寄せられたウイルス感染報告数を公表した。報告数が多かったウイルス上位10件のうち4件が、「ガンブラー」攻撃などに使われるウイルスだったという。

 2010年は、Web経由でウイルスを感染させる攻撃が猛威を振るった。代表例がガンブラー攻撃。攻撃者は正規のWebサイトに侵入してWebページを改ざんし、「わな」を仕込む。わなの実体は、悪質サイトに誘導するようなスクリプト(ウイルス)。

 ユーザーがそのサイトにアクセスすると悪質サイトに誘導され、別のウイルスがダウンロードされる。ウイルスには、WindowsやAdobe Reader、Flash Player、JREといった有名ソフトの脆弱性を突く仕掛けが施されている。このため古いソフトをインストールしているパソコンでは、サイトにアクセスするだけでウイルスに感染する危険性がある。

 トレンドマイクロによれば、2010年中に同社のサポートセンターに寄せられたウイルス報告数は1万6536件。報告数が多かった上位10件のうち、「JS_ONLOAD(オンロード)」「MAL_HIFRM(ハイフレーム)」「JS_IFRAME(アイフレーム)」「JS_GUMBLAR(ガンブラー)」の4件が、前述の「わな」に相当するウイルスだったという。

 有名企業のサイトにも、これらのわなは仕込まれた。このため同社では、2010年は「『いつも見ているサイトで感染』が現実化した年」とコメントしている。