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 米Intelによるセキュリティーソフト大手、米McAfeeの買収計画について、米連邦取引委員会(FTC)が調査を終了し、承認した。Intelが現地時間2010年12月21日に明らかにした。投資家向け広報担当副社長のKevin Sellers氏は「引き続き欧州委員会の調査に協力していく」とコメントしている。

 Intelは8月にMcAfeeの全普通株を1株当たり現金48ドルで買い取ることでMcAfeeと合意したと発表した。総額は76億8000万ドルとなり、成立すればIntelにとって過去最大の買収となる(関連記事:インテルがマカフィーを買収へ、買収額は約6570億円)。

 Intelは、McAfeeを100%子会社とし「ソフトウエア&サービス」部門の監督下に置く計画。買収の狙いは、モバイル端末やテレビ、車載機器など、パソコン以外のネット接続可能な機器にMcAfeeのセキュリティー技術を組み込むこと。同社は「セキュリティーは省電力やネットへの接続性と同様に重要」としており、セキュリティー技術とハードウエアを組み合わせて提供できるメリットを強調している。

 米メディア(Wall Street Journal)によると、Intelは欧州でも承認が得られると自信を示している。しかし、欧州委員会の競争法担当者が個人的な意見として懸念を表明している。今後は、McAfeeの競合企業をIntelが排除しないかということが焦点になると記事は伝えている。

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