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 米Microsoftの「Server and Tools Business(STB)」部門でプレジデント職を務めるBob Muglia氏が今夏にMicrosoftを去ることになった。同社のSteve Ballmer最高経営責任者(CEO)が2011年1月10日付で全社員にあてた電子メールで明らかにした。

 Ballmer CEOは書簡の中で、「変革について検討する最も良いタイミングは企業が強い地位にあるとき。STB部門は今その時にある」としたうえで、「今こそがSTB部門に新しいリーダーシップを置く時期と決断した」と述べている。

 またBallmer CEOはMuglia氏が退社する理由については明らかにしていないが、「すべての事業は循環を経験するもので、その循環に対処するためには新しい人材が必要になる。これに伴ってBobはMicrosoftを去ることを決めた。それまでの間、私は社内外で後任を探す」と説明している。

 STB部門は、Microsoft Officeなどを扱う「Microsoft Business Division」、Windowsなどを扱う「Windows & Windows Live Division」に次ぐ同社の主力事業。インフラソフト、開発者向けツール、クラウドプラットフォームなどを扱っており、製品には「Windows Server」「SQL Server」「Visual Studio」「System Center」「Windows Azure Platform」などがある。2010年7~9月期における同部門の売り上げは39億5900万ドルで、同社の全売上高に占める割合は約24%だった。

 Muglia氏がMicrosoftに入社したのは1988年。2005年にSTB部門のサーバー事業を統括するシニアバイスプレジデント職に就き、2009年に同部門のプレジデントに昇格した(関連記事:マイクロソフトのボブ・マグリア氏、プレジデントに昇格

 Microsoftでは経営幹部の退社が相次いでいる。2010年5月にはエンターテインメントおよびデバイス部門プレジデントのRobbie Bach氏が辞任の意向を発表し同年11月に退社している。9月には、ビジネス部門責任者のStephen Elop氏が退社し、同氏はその後フィンランドNokiaのCEO職に就いた。また2010年10月にはチーフ・ソフトウエア・アーキテクト(CSA)のRay Ozzie氏が退社の意向を明らかにしている(関連記事:Microsoft、チーフ・ソフトウエア・アーキテクトOzzie氏が退社へ

[Microsoft Steve Ballmer CEOの電子メール]