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写真●東京都千代田区で運用しているリモートオペレーションセンター
写真●東京都千代田区で運用しているリモートオペレーションセンター
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 伊藤忠テクノソリューションズは2011年1月18日、従来よりも安価なリモート運用サービスを開始した。システム自動運用システムをプログラミング言語「Ruby」を使って自社開発し、運用保守に必要な人手を減らすことでサービスの低料金化を実現した。

 料金は月額30万円から。同社の運用サービスはこれまで、「月額100万円以上していた」(CTCテクノロジーの五十嵐公厚取締役)という。

 新サービス開始に当たって同社は、顧客のシステムを遠隔運用する「リモートオペレーションセンター」(ROC、写真)やROCで使用するシステムを一新した。新システムでは、「Run Book Automation」という自動運用技術を導入。商用のシステム管理ソフトなどで収集した監視情報と同社が独自に構築した障害データベースとを照合し、既知の障害に関してはシステムが自動的に復旧作業を実行する。また、顧客自身が自社システムの稼働状況や障害状況をリアルタイムで把握できるポータルサイトも用意した。

 「当社の経験ではシステムトラブルの60%は既知のもの。新システムの導入によって、運用の自動化率も60%に達すると見込んでいる」(CTCテクノロジーの原眞由彦リモートオペレーションセンター部長)。これまで同社が提供してきた運用サービスでは、顧客のシステムを遠隔監視し、トラブルが発生した場合はその内容を人間がチェックして手作業で障害に対応していた。

 「従来の運用サービスは、顧客ごとに専任の担当者をアサインしていた。そのため、どうしてもサービス料金が高くなっていた。これに対して、新システムでは運用を自動化したため、システム規模が大きくなっても人を増やす必要がなく、コストを抑えられた」(五十嵐取締役)。サービス料金を抑えたことで、これまで運用サービスに手が出なかった顧客にもサービスを提供できるとの期待も示した。