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 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが2011年2月13日(欧州標準時)に発表した「Xperia neo」「Xperia pro」と1月に発表された「Xperia arc」には共通点が多い。フラッグシップはXperia arcになるが、他の2機種も機能などを絞ったわけではなく、想定する使い方などの点によってシリーズの中で特徴を出している。スペックや外観からこれら3機種を比較してみた(表1)。

表1●Xperia arc、Xperia neo、Xperia proの比較
 Xperia arcXperia neoXperia pro
OSAndroid OS 2.3(Gingerbread)
プロセッサー1GHz Snapdragon MSM8255
HDMI端子
Mobile BRAVIA Engine
Exmor R for mobile
液晶ディスプレイ4.2型3.7型3.7型
表示解像度854×480ピクセル
クリアブラックパネル--
QWERTYキーボード--
外形寸法(mm)125×63× 8.7116×57×13120×57×13.5
重量(g)117126140
発売時期2011年第1四半期から順次一部地域で2011年第1四半期末の発売を予定2011年第2四半期中の発売を予定

 まず機能面では、「Mobile BRAVIA Engine」や「Exmor R for mobile」を搭載している点、テレビと接続するためのHDMI端子を備える点は3機種とも同じ。マルチメディア関連機能にいずれも注力しており、特にテレビとの接続はXperiaシリーズの標準機能になりそうだ。液晶ディスプレイの解像度はいずれも同じだが、arcはパネルにクリアブラックパネルを採用している。見やすさという点ではarcの方がneoやproよりも優れているかもしれないが、今回は発表会場内の暗所で見たためあまり差は感じられない環境だった。晴天時の屋外などで見ると差が出るだろう。

 写真1は左上がXperia arc、右上がXpria neo、下がXperia proである。proはキーボードを引き出した状態。Xperia neoが一回り小さい感じで、実際に持つと手になじみやすく、安定感があった。写真2は左がXperia pro、中がarc、右がneo。proは背面側がキーボードになっているため平板な印象だが、arcとneoは曲面を使ったデザインで特徴を出している。

写真1●Xperia arc(左上)、Xperia neo(右上)、Xperia pro(下)
写真1●Xperia arc(左上)、Xperia neo(右上)、Xperia pro(下)
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写真2●Xperia pro(左)、Xperia arc(中央)、Xperia neo(右)
写真2●Xperia pro(左)、Xperia arc(中央)、Xperia neo(右)
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 従来型携帯電話からスマートフォンへ携帯市場が移行しつつあるなか、ソニー・エリクソンは今回の発表によって、エンタテインメントやマルチメディアといったXperiaシリーズとしての統一した方向性を示しつつ、そのなかでデザインなど一部を差異化することで機種数を増やすという方法を対外的に明確に示したと言えるだろう。