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 米Cisco Systemsは米国時間2011年2月22日、最高執行責任者(COO)の役職を新たに設置し、同社執行副社長のGary Moore氏を任命したと発表した。

 Moore氏は今後、同社最高経営責任者(CEO)のJohn Chambers氏の直属として、エンジニアリング、マーケティング、業務、サービス部門を監督する。また、全社的な投資戦略や業務遂行に関する責務を担う。

 同氏は米Electronic Data Systems(EDS)に26年間勤務し、1989年から1992年までEDSと日立製作所の合弁会社Hitachi Data Systems(のちに日立が子会社化)の社長兼最高経営責任者(CEO)を務めた。その後、米NetigyのCEOを経て、2001年にCiscoに入社した。直近では、サービス事業Cisco Servicesの全般的な戦略および実行を指揮した。

 ここのところ、Ciscoの中核事業であるネットワーキング製品は、激しい価格競争に直面している。同社は売上を伸ばすためにビデオ会議システムや消費者向けビデオカメラなどさまざまな方向に事業を拡大しているが、散漫な体制を懸念する声もあがっていた。そのような中での今回の人事だが、最近、多くの企業はCOOを廃止しており、この傾向に対抗する動きだと米メディア(Wall Street Journal)は指摘している。

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