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 フィンランドのNokiaは現地時間2011年3月2日、ベトナムに新たな工場を建設する計画を明らかにした。場所はベトナム北部のハノイ市近郊で、2012年の稼働開始を目指す。初期に2億ユーロを投じ、その後も追加投資する。

 新工場は、多機能携帯電話(フィーチャーフォン)の生産に注力する。同社によると、世界人口の約90%が携帯電話を利用可能な地域に住んでいるものの、32億人が携帯電話を所有していない。また、推定37億人の携帯電話所有者のうち、モバイルインターネットを利用している人は半数に満たない。Nokia執行副社長のJuha Putkiranta氏は、「新工場は、次の10億人に携帯電話やモバイルインターネット環境などを提供するための重要拠点だ」と述べた。

 Nokiaは現在、ブラジル、メキシコ、フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、英国、中国、インド、韓国の9カ国で合計10カ所の製造工場を運営している。

 Nokiaは新興国で強固な地位を確立しており、特にフィーチャーフォン市場では強い。しかしスマートフォン市場では米Appleや米Googleに水をあけられている。同社は2011年2月に米Microsoftとの提携を発表し、スマートフォンの主要プラットフォームに「Windows Phone 7」を採用する方針を発表したばかりだ(関連記事:[MWC2011]「Microsoftとの提携でGoogle,Appleと戦う」―NokiaのCEOが強調)。

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