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図1 改定内容
図1 改定内容
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図2 推移
図2 推移
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 ソフトバンクモバイルは2011年3月4日、2010年度における携帯電話の接続料を公表した。区域内通信の場合に2009年度の1秒当たり0.170円から1秒当たり0.127円に、区域外通信では1秒当たり0.197円から1秒当たり0.147円にそれぞれ値下げした。下げ幅は区域内で25.3%、区域外で25.4%となる。総務省が2010年3月29日に定めた「第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドライン」にのっとって算出した。

 携帯電話の接続料とは、自社ネットワークへの着信に対して他の固定・携帯電話事業者から徴収する料金である。今回ソフトバンクモバイルは約25%と大幅な値下げを行った。ソフトバンクモバイルによると25%の内訳は、ガイドラインに従う形で加入者獲得費用などを指す「ネットワーク外部性追加料金」を除いたことで約7%の低減した。残りの約18%は、データトラフィックが増大し、データ通信サービスにかかるコストの割合が増えた結果、相対的に音声サービスにかかるコストの割合が低くなったことが要因という。

 今回、NTTドコモとKDDIの接続料と比較すると、区域内、区域外通信のそれぞれで比率の差は大きくなった。例えば2009年度の区域内通信においてソフトバンクモバイルの接続料はNTTドコモの約1.26倍だったが、2010年度は1.46倍に広がっている。同様にKDDIとの比率は同1.19倍から1.22倍になった。この理由について、「2社は今回除外の対象になった営業費用の接続料に占める割合が大きかったためではないか」とした。

 ソフトバンクモバイルは第二種指定電気通信設備を設置する事業者(二種指定事業者)ではないために接続料の公表義務がないが、情報の透明性向上を図る一環として2009年度と2010年度の接続料を公表した。

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