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 米Microsoftは米国時間2011年3月4日、同社の検索エンジン「Bing」の強化に向けて、旅行検索サービス「KAYAK」を運営する米KAYAK.comと提携を結んだことを明らかにした。数週間以内に、KAYAKのフライト検索結果データをBingに反映させる。

 Bingユーザーは、米国の都市、空港、路線などの条件からフライト情報を検索し、幅広い旅程の組み合わせを検討しながら旅行の企画や予約手続きを進めることができる。Microsoftは、KAYAKの情報と、Bingの航空運賃予測機能やお勧め宿泊プラン機能、話し言葉によるフライト参照機能を統合することで、旅行関連サービス「Bing Travel」の拡充を図る。

 なおKAYAKは、米Googleの米ITA Software買収計画に異議を唱える旅行予約サイトの団体「FairSearch.org」に参加している。Googleは2010年7月、航空便情報ソフトウエアとサービスを手がけるITA Softwareを7億ドルの現金で買収する計画を発表。これに対しKAYAKと米Expedia、米Sabre Holdings、米Farelogixの4社がFairSearch.orgを結成し、買収を阻止するよう米司法省に働きかけた。同年12月にはMicrosoftを含む4社がFairSearch.orgに加わった(関連記事:GoogleのITA買収に反対する旅行大手の団体にMicrosoftが参加)。

 また興味深いことに、米メディアの報道(CNET News.com)によると、MicrosoftとKAYAKは対立した過去がある。Microsoftが2009年に航空券購入支援サービス「FareCast」をBing Travelとして立ち上げた直後、KAYAKはBing Travelにサイトデザインを盗用されたとして苦情を申請している。

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