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 米Microsoftは米国時間2011年3月8日、Windows Phone向けアプリケーション(アプリ)の開発を促進するため、「Windows Phone Marketplace」の規約などを一部変更すると発表した。新たに「Global Publisher Program」と呼ぶ取り組みを開始し、アプリの提出や認定の手続きを簡素化する。

 これに先だって、同社のパートナー企業であるアラブ首長国連邦のPrototype Interactiveが中東・アフリカ地域で「Yalla Apps」と呼ぶポータルを開設している。Microsoftのパートナーとなるパブリッシャーが開発者からアプリの提出を受け付け、価格設定や技術認定要件、認定テストなどにかかる作業を代行するというもので、同社はこうしたプログラムを通じて小規模なアプリ開発企業の参入を促す。

 併せて同社は、課金なしで公開できる無料アプリの数をこれまでの5本から100本に変更すると発表した。同社が開発者に対して報酬の支払いを始めたのは今年の1月(関連記事:Microsoft、有償Windows Phone 7アプリ開発者への報酬支払い、2011年1月に開始)。これまで開発者から得られたフィードバックで、無料アプリや、有償アプリでも試用できるものに人気があることが分かったため、同社はユーザーが気軽にダウンロードできるアプリを増やしたい考えだ。

 Windows Phone Marketplace担当シニアディレクターのTodd Brix氏は「試用機能付きアプリのダウンロード回数は試用できないものに比べ70倍になる。これまでダウンロードされた試用機能付きアプリは、その約1割が購入につながった」と説明している。

 なおWindows Phone Marketplaceに登録済みの開発者数は約3万2000人、アプリの数は約9000本。フィンランドNokiaと提携したことで、開発者の生態系がさらに拡大されるとBrix氏は自信を示している(関連記事[MWC2011]「Microsoftとの提携でGoogle,Appleと戦う」-NokiaのCEOが強調)。

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