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 総務省は2011年3月9日、日本放送協会(NHK)から申請があったラジオ番組を放送と同時にインターネットを通じて一般に提供する業務の認可について電波監理審議会に諮問し、適当とする答申を受けたと発表した。この答申を受けて総務省は、NHKに対する認可を同日付けで行った。

 NHKが提供を開始するのは、AMのラジオ第1放送(関東広域放送)とラジオ第2放送、(全国放送)およびFM放送(東京都域放送)である。ユニキャストによるストリーミング方式でNHKのWebサイトから提供する。配信期間は2011年10月ごろから2014年3月末までを予定する。送信時の伝送速度は1チャンネル当たり48kb/s程度で、提供エリアは国内に限定する。

 AMの音声はモノラル、FMはステレオで提供する。NHKは、ラジオ番組のインターネット配信 のために必要とする費用を2011年度から2013年度までで合計3億円と見込んでいる。2011年度に必要な資金は、2011年度予算に計上済みという。

 NHKは、ラジオ番組のインターネット配信がラジオを聴取しにくい状況を改善する措置の有効性について、アンケートなどにより検証・確認を行う。この検証を行ったうえで、必要があるときは実施内容の変更や延長などのための認可申請を行う。なおNHKは今回のラジオ番組のインターネット配信業務を、放送法第9条第2項第8号でNHKが可能な業務として規定されている「放送およびその受信の進歩発達に特に必要な業務」と位置付けて、認可申請を行った。

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