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写真1●米Mozillaが公開した最新Webブラウザー「Firefox 4 リリース候補版」
写真1●米Mozillaが公開した最新Webブラウザー「Firefox 4 リリース候補版」
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写真2●特設サイト「Web O’ Wonder」ではWebMやWebGLを利用したデモを見られる
写真2●特設サイト「Web O’ Wonder」ではWebMやWebGLを利用したデモを見られる
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 米Mozillaは現地時間2011年3月9日、近日公開予定の次期Webブラウザー「Firefox 4」のリリース候補版「Firefox 4 RC」(バージョン番号は4.0rc1)を公開した(写真1)。

 日本語を含む各国語に対応したバージョンをWindowsおよびMac OS X、Linux向けに配布、世界中の主要なOSユーザーが最新Web技術に対応したWebブラウザーを一斉に体験可能となっている。日本語のリリース候補版は、Mozilla JapanのWebサイトなどから無償でダウンロードできる。

 Firefox 4は、HTML5やCSS3などの最新Web技術をサポートしたWebブラウザー。2008年6月のFirefox 3の正式版公開から3年近く経過していることもあり、非常に多くの新技術や新機能を搭載している。例えば、現行バージョンのFirefox 3.6にはない目立った新機能として「WebM」および「WebGL」のサポートが挙げられる。

 WebMは、米Googleが開発したWeb向けのオープンな動画フォーマット。WebMに対応したWebブラウザーは、動画再生用のプラグインソフトやプレーヤを使わずにブラウザー上でHD対応動画を直接再生できる。

 WebGLは、Webブラウザー上で3Dグラフィックスを表示するための規格。パソコンのビデオカードに搭載されている3Dグラフィックスアクセラレータ機能を利用して、プラグインソフトなどを使わずにブラウザー上で3Dグラフィックスを高速に再生できることを売りとしている。

JavaScriptの実行速度もFirefox 3より大幅に高速化

 JavaScriptの実行速度も従来バージョンと比べて大幅に高速化している。「イェガーモンキー」という新JavaScriptエンジンを搭載。Mozillaによれば、「Kraken」や「SunSpider」「V8ベンチマーク バージョン6」などの有名なJavaScriptベンチマークテストにおいて、Firefox 3.6.12と比べて3倍から6倍程度のパフォーマンスアップを実現したという。

 ユーザーインタフェースやデザイン面も大きく変わった。標準のタブ配置がアドレスバーやブックマークツールバーよりも上に位置するようになったほか、メニューバーを表示しない場合は、ドロップダウン形式の「Firefox」ボタンがウインドウ最上部左端に表示される。ドラッグ&ドロップでタブをグループ化する機能や、複数のパソコンやスマートフォンとの間でブックマークや履歴などを同期する機能なども追加されている。Windows 7の場合は、OSのマルチタッチ機能を使った画面操作にも対応する。

 Firefox 4が備える主要な新機能は、特設Webサイト「Web O’ Wonder」(写真2)などで体験可能となっている。