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 ウルシステムズは2011年3月31日、オープンソースソフトウエア(OSS)の分散バッチ処理ソフト「Hadoop」を使って基幹バッチ処理を開発できるソフトウエアフレームワーク「Asakusa Framework」をOSSとして公開した。同社は4月1日付けでHadoopなどクラウド関連技術の導入支援を行う専門組織を設立し、先端技術コンサルティング事業を強化する。

 Asakusaは、Hadoopに詳しくないエンジニアでも、同社独自のDSL(ドメイン特化言語)によって、Hadoopを使ったアプリケーションを開発できるというフレームワークである(関連情報:Hadoop向け基幹バッチ分散処理ソフト「Asakusa」の全貌)。同ソフトを開発したウルシステムズは、Asakusaを使用した基幹システム構築を既に始めている。「Asakusaによって、普段は日が当たりづらい基幹系バッチを開発するエンタープライズITの技術者が、大活躍できるようになる。会社の垣根を越えて、業界を元気にしていきたい」(同社漆原茂社長)と考えて、AsakusaをOSS化した。

 またウルシステムズは4月1日付で、クラウド技術に特化した技術者を10名集めた技術コンサルティングチームを設立する。「クラウドやスマートフォンが、基幹系システムにどこまで採用できるのか、効果を見極めようとしている顧客は多い。そういった顧客に、ベンダー中立の立場で先端技術のコンサルティングサービスを提供する」(漆原社長)としている。