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 ID保護対策サービス「AllClear ID」を運営する米Debixが米国時間2011年4月1日にまとめた調査によると、米国では子供がID盗難の被害に遭う確率は10.2%で、大人の場合の0.2%よりはるかに高いという。

 18歳以下の子供4万2232人を対象に調査を行ったところ、そのうち4311人が社会保障番号を盗用されたことがあり、最も年齢が低い被害者は生後5カ月の乳児だった。盗まれた社会保障番号は、第三者の就職、クレジットカードや銀行口座開設、住宅や自動車購入、運転免許証取得などに使われた。

 5歳以下の子供のID情報が使用されたケースは303件、6~10歳の子供のケースは826件あった。第三者によるID使用の76%は悪質な詐欺行為を伴い、最も被害が大きかったのは16歳の少女のID情報が悪用された事件(総額72万5000ドル)だった。

 このようにID情報を盗まれて悪用された子供は、将来インターンシップの申し込みやアパートの賃貸契約を拒否されるといった事態に陥る可能性がある。子供がID情報を盗用された場合、大人以上に大きな損害を被ることになる。使用履歴がほとんど空白の子供のID情報は犯罪者に狙われやすいが、親は子供のID情報が盗まれたことになかなか気付かない。

[発表資料]
[調査レポート(PDF文書)]