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Playdomのホームページ
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 米連邦取引委員会(FTC)は米国時間2011年5月12日、ソーシャルゲーム開発の米Playdomが不正に子どもの個人情報を収集していたとされる問題で、同社が和解に合意したと発表した。Playdomと同社幹部のHoward Marks氏は和解金として300万ドルを支払う。児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)違反の罰金としては過去最高額という。

 Playdomは20に及ぶWebサイトを運営し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)向けゲームを提供している。そのうち少なくとも「Pony Stars」サイトは子ども向けで、他のサイトは一般ユーザー向けだ。しかし一般向けサイトにアクセスする子どもは多く、2006年から2010年にかけて約40万3000人の子どもが登録した。またPony Starsにも82万1000人が登録した。

 COPPAでは、Webサイト運営者が子どもの個人情報を収集、使用、公開する場合、事前に親の承認を得るよう義務づけている。また、プライバシーポリシーを明確かつ分かりやすい文章でサイトに掲載することも求めている。しかしFTCによると、Playdomはこの要件を満たしていなかった。

 PlaydomのWebサイトでは登録の際に年齢と電子メールアドレスを入力し、その後プロフィールページなどでフルネームと電子メールアドレス、インスタントメッセンジャーのID、居住地といった個人情報を公開できるようにしていた。Playdomは子どもがこうした個人情報を提供および公開することについて、親に通知して許可を受けることを怠った。また13歳未満の児童が個人情報をオンライン投稿することを禁じる旨をプライバシーポリシーで明記していなかった。

 なお、Playdomは2010年8月に米Walt Disneyに買収され、Disneyグループ会社の傘下に入っている。米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、Marks氏は今年2月までPlaydomに在籍したが、現在は別のソーシャルゲーム事業を立ち上げているという。PlaydomとMarks氏の和解金の支払い比率については明らかにされていない。

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