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写真●QRP Professional Managerの画面
写真●QRP Professional Managerの画面
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 ソフトベンダーのアイ・ティ・エル(ITL)は2011年6月1日から、企業の経営者やマネジャーが、自社の経営目標の達成度合いやプロジェクトの進捗状況、起こっている問題などを把握するためのサービスを提供する。日本IBMのIaaS(インフラストラクチャ―・アズ・ア・サービス)「Smart Business Cloud - Enterprise」上で情報可視化ツール「QRP Professional Manager」を動作させる。初期費用がかからないことを売りに、中堅企業を中心に売り込む計画だ。

 QRP Professional ManagerはEPM(エンタープライズ・パフォーマンス・マネジメント)と呼ぶジャンルの製品で、企業の経営目標を、部署ごとや社員一人ひとりの目標に落とし込み、その進捗や作業中の問題などを監視するために使う。同ソフトはフィンランドのQPRソフトウェアが開発した製品で、1500社以上の導入実績があるという。

 経営戦略を部署や個人の目標に落とし込む際には、「財務」「顧客」などバランススコアカード(BSC)で使う視点を利用する(写真)。そのため、「BSCをすでに導入している企業の場合、QRP Professional Managerをすぐに使い始めることができる」(ITLの城勇生ソリューション営業部部長)。BSCを導入していない企業でも、ソフトが備えている約800種類のKPI(重要業績評価指標)を参考にすることで、「0からBSCを導入するよりも素早くサービスの利用を始められる」(同)。

 利用価格は20ユーザーまでの場合で月額12万円。これに加えて、日本IBMのIaaSの利用料がかかる。20ユーザーの場合、通常は月額3万円程度だという。ITLは今年度の販売目標として、30社への販売と、4000万円の売り上げを掲げている。